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「ロボット掃除機といえばエコバックス」と言われていた時代は終わり、今ではさまざまなメーカーが競い合い、性能も価格も進化しています。
中でも近年注目を集めているのが、人気ランキングでも上位に入るロボロックです。
「ロボロックとエコバックスは何が違うの?」
「ロボロックとエコバックスはどっちがコスパがいいの?」
本記事ではロボロックとエコバックスどちらにするか悩んでいる人向けに、両メーカーの特徴から具体的なモデル・価格・性能の違いまで徹底比較して解説しています。

定価ではなく、実際のセール価格を踏まえて本当にお得なのはどちらかも詳しく検証しています。
ロボロックとエコバックスの企業の違い
- 中国製
- 世界シェア率1位の企業
- 2025年に新機種が大量販売
- 中国製
- 世界シェア率3位の企業
- 型落ちの販売量が多め
ロボロックとエコバックスの得意分野の違い
- 吸引力が高いモデルを販売
- モップリフト機能が高め
- 水拭き機能が高め
- 掃除全お任せモデルが豊富
ロボロックとエコバックスの製品の違い


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ロボロックとエコバックスの違い|企業としての違い


ロボロックとエコバックスの企業の違いををまとめました。
メーカーの歴史差|新参のロボロック・老舗のエコバックス
ロボロック | エコバックス | |
---|---|---|
メーカー名 | Beijing Roborock Technology Co., Ltd. | ECOVACS (エコバックス) |
商品名 | Roborock (ロボロック) | DEEBOT (ディーボット) |
生産国 | 中国 | 中国 |
ロボロックとエコバックスは生産国が異なります。
メーカー名:ロボロック
ロボロックは大手スマートフォン会社であるXiaomiから2014年に独立してできた中国の会社が生産しているロボット掃除機です。
2021年には累計販売1,000万台を突破し、日本国内シェアNO.2まで急成長しました。
国内シェア率は18%(2021年Roborock調べ)
メーカー名:エコバックス
1998年に設立した実は老舗の中国メーカー。
2014年から日本にも参入を果たし、日本法人エコバックスジャパンが設立しました。



中国のロボット掃除機メーカーでトップを争う、老舗のエコバックスと急成長中のロボロックといったところです。
世界シェア|ロボロックが1位・エコバックスが3位
【ロボット掃除機の世界シェア率】
- ロボロック(中国) シェア16.0%
- ルンバ(アメリカ) シェア13.7%
- ロボロック(中国) シェア13.5%
- シャオミ(中国) シェア9.7%
- ドリーミー(中国) シェア8.0%
どちらのメーカーも世界中で多くの人に選ばれているロボット掃除機のトップブランドです。
これまではルンバが世界シェア1位を保っていましたが、2024年にはついに中国メーカーがその座を上回りました。
特徴|ロボロック・エコバックス似ている
各企業の特徴をまとめました。
- 全製品に水拭き機能搭載
- 水拭き重視のQrevo、回避重視のSで目的別に展開
- 最大吸引力はエコバックスより高め
- 型落ちモデルは在庫が不安定な印象
- 2025年に新機種が大量販売された
- 全製品に水拭き機能搭載
- 高機能オールインワンモデルが得意
- 水拭き機能はロボロックより進んでいる
- エントリーモデルから高級モデルまでラインナップが豊富
- 毎年新モデルが発売されて型落ち商品が豊富
ロボロックとエコバックスの違い|価格・性能の違い


ロボロックとエコバックスの製品について、以下の項目を比較していきます。
価格|ロボロックが価格が安め
ロボロック | エコバックス | |
---|---|---|
最上位 モデル | Sarosシリーズ 定価27~29万 セール18万 | Xシリーズ 定価18~24万 セール12~16万 |
上位 モデル | Qrevoシリーズ 定価15~24万 セール11~12万 | Tシリーズ 定価14~18万 セール6~11万 |
スタンダードモデル | S7・S8シリーズ セール時10~12万 | Nシリーズ 定価5~10万 セール4~8万 |
エントリーモデル | Q5・Q7・Q8シリーズ 定価7~9万 セール2.5~6万 | Yシリーズ 定価7~9万 セール3~6万 |
本体のみ | 定価5~7万 セール3~5万 | 定価4~6万 セール2~3万 |
ロボロックもエコバックスも定価は高めですが、セールで値引きされることが多く、実際の販売価格はかなり安くなります。
定価に惑わされず、実際の販売価格で比較していきましょう。



選ぶ機能や性能によりどちらが安いかは変わります。詳しい比較は「製品の違い」に記載しています。
吸引力|近年ではロボロックが高め
ロボロック | エコバックス | |
---|---|---|
吸引力 | 2023年製 5,500~8,000Pa 2024年製 5,500~18,500Pa 2025年製 8,000~22,000Pa | 2023年製 4,300~8,000Pa 2024年製 5,000~12,800Pa 2025年製 15,000~18,000Pa |
吸引力をPa(パスカル)で表示され、数値が大きいほど吸い込む力が強くなります。
吸引力はどのメーカーも年々高くなっており、新機種の低いモデルでも数年前の最上位レベルの吸引力をもつようになりました。
水拭き機能|エコバックスが高め
水拭き機能はどちらも似た機能を取り扱っていますが、エコバックスがやや先行している印象です。
エコバックス | ||
---|---|---|
モップ 動き | 動かない 振動(5台ほど) 回転(Qrevoシリーズ+Saros10R) | 動かない 振動 回転(10台以上) ローラー(X8のみ) |
モップ 形状 | 半円型 丸型(10台以上) | 半円型 丸型(10台以上) ローラー型(X8のみ) |
モップ 伸縮 | 上位モデル(5台ほど) | 上位モデル(10台以上) |
モップ 自動洗浄 | 冷水(4台) 温水(5台ほど) | 冷水(2台) 温水(10台以上) |
モップ 自動乾燥 | 熱風(3台ほど) 温風(5台ほど) | 熱風(10台以上) 温風(3台) |
洗浄液 自動投入 | あり(4台ほど) | あり(2台) |
ロボロックでの回転モップは2023年の「Qrevo」が初めてで現在5機種ほどの取扱いしかありません。
一方、エコバックスでは回転式モップは2022年の「X1OMNI」ですでに登場しており取扱いも10機種以上。
2025年にはさらに新しいローラー式モップを発売しています。
▼ECOVACSローラー式のモップ:モップを洗いながら清掃できる
エコバックスはモップの自動洗浄・乾燥機能も充実しており、標準モデルでも温水での洗浄や熱風乾燥が付いているのが特徴です。
障害物を避ける機能|エコバックスがやや高め
ロボロック | エコバックス | |
---|---|---|
障害物 回避 | 避けない 落ちているものを避けようとする 落ちているものを避ける | 避けない 落ちているものを避けようとする 落ちているものを避ける 動くものも避ける |
障害物を避ける機能はどちらの企業も取り扱っていますが、より高性能な機能を取り扱っているのはエコバックス。
2024年から上位モデルには動くものも瞬時に避ける機能(AIVI3D 2.0~)が搭載されています。





動くものも瞬時で認識して回避できるので、落ちている物もよりスムーズに回避できますよ。
メンテナンスの手間を減らす機能|ほとんど似た機能を取り扱っている
ロボット掃除機のメンテナンスにかかる手間は以下の通りです。
手間 | ロボロックの対策 | エコバックスの対策 |
---|---|---|
本体のゴミを捨てる | 60日回収 | ゴミステーション90日回収 | ゴミステーション
メインブラシに 絡まった毛の処理 | らせん状の2つのブラシ | (ZeroTangle) | 毛絡み防止機能付き
掃除機本体に給水する | 自動給水 | 自動給水 |
水拭きモップを手洗いする | 自動洗浄 温水で 洗浄力UP | モップ自動洗浄 温水で 洗浄力UP | モップ
水拭きモップを干す | 熱風乾燥でより衛生的 | モップ自動乾燥熱風乾燥でより衛生的 | モップ自動乾燥
壁キワへの清掃は手作業 | 壁キワ用ミニモップ | ※取扱い機種が豊富 | モップが壁際に伸びて拭く
カーペット対応 | リフトアップする | 近づくとモップをリフトアップする | 近づくとモップを
洗浄液の自動追加 | 上位機種に搭載 | 上位機種に搭載 |



どの機能が必要か検討して機種選びを行いましょう。
ロボロックとエコバックスの違い|製品の違い


ロボロックとエコバックスの違いを実際の製品で比較しました。
最上位モデルの比較|ロボロック「Saros10R」とエコバックス「X8PRO」




各メーカーの最上位モデルを比較しました。
共通点
- 吸引力+水拭き機能どちらも高め
- カーペットを検知してモップリフト
- 壁キワの清掃力UP
- 床に落ちている障害物を回避する
- ステーションにゴミを回収できる
- モップに自動給水する
- モップをステーションで自動洗浄・乾燥をする
- ビデオマネージャー付き
- 音声アシスタント付き
- 価格は高め
![]() ![]() ロボロック Saros10R | ![]() ![]() エコバックス X8PRO | |
---|---|---|
発売年月 | 2025年6月 | 2025年2月 |
定価 ※税込表示 | 269,800円 | 199,800円 ※161,400円+ポイント9,080円 |
吸引力 | 20,000Pa | 18,000 |
メイン ブラシ | 髪絡まり防止あり | 毛+ゴム進化した毛⁺ゴム ZeroTangle2.0 | 18㎝
水拭き 性能 | 回転 | ローラー低圧式 |
障害物 回避 | できる | できる |
壁際清掃 | サイドブラシ伸縮あり モップ伸縮あり | モップ伸縮あり | エッジ伸縮あり
ゴミ収集 | (60日分) | あり(90日分) あり |
カーペット対応 | あり | あり |
自動給水 | あり | あり |
モップ 洗浄 | 温水 | 80℃75℃ 温水 |
モップ 乾燥 | 温風 | 熱風 | 63℃
モップ リフト | 10㎜~20㎜ | 10㎜ |
ビデオ マネージャー | あり | あり |
音声アシスタント | あり | GPT機能あり |
洗剤自動追加機能 | あり | ※別途洗剤購入が必要 | あり
徹底清掃 | あり | ※AIが向上 | あり
サイズ (㎝) | ロボット本体 幅35.0 奥35.3 高さ8.0 ステーション 幅38.1 奥47 高さ48.8 | ロボット本体 幅35.3 奥行35.1 高さ9.8 ステーション 幅35.0 奥行47.7 高さ53.3 |
上位モデルの比較|ロボロック「Qrevo Curv」とエコバックス「T50PRO」




各メーカーの上位モデルを比較しました。
- ロボロック「Qrevo Curv」
- エコバックス「T50PRO」
共通点
- 吸引力+水拭き機能どちらも高め
- カーペットを検知してモップリフト
- 壁キワの清掃力UP
- 床に落ちている障害物を回避する
- ステーションにゴミを回収できる
- モップに自動給水する
- モップをステーションで自動洗浄・乾燥をする
- ビデオマネージャー付き
- 音声アシスタント付き
- 価格は高め
相違点
![]() ![]() ロボロック QrevoCruv | ![]() ![]() エコバックス T50PRO OMNI | |
---|---|---|
発売年月 | 2024年12月 | 2025年3月 |
定価 ※税込表示 | 241,780円 ※セールで146,900円 | 159,800円 ※セールで129,131円 |
吸引力 | 18,500Pa | 15,000Pa |
メイン ブラシ | 髪絡まり防止あり | 毛+ゴム毛絡み防止機能付き | 進化した毛⁺ゴム
ゴミ 収集力 | 60日分 | 90日分 |
水拭き 性能 | 回転 | 回転 |
洗浄液 自動投入 | なし | ※洗浄液は別途購入 | あり
壁キワ 清掃 | あり | あり |
障害物 回避 | できる | できる |
カーペット対応 | 認識してモップを自動リフト | あり認識してモップを自動リフト | あり
モップ 洗浄温度 | あり 温水 | あり 温水 |
モップ 乾燥 | 温風 | あり熱風 | あり
モップ リフト | 10㎜~20㎜ | 9㎜ |
ビデオマネージャー | あり | あり |
音声アシスタント | あり | GPT機能あり |
徹底清掃 | あり | あり |
サイズ (㎝) | ロボット本体 幅35.2 高さ10.3 ステーション 幅45 奥45 高さ45 | ロボット本体 幅35.3 奥35.2 高さ8.1 ステーション 幅35.0 奥47.7 高さ53.3 |
スタンダードモデルの比較|ロボロック「S8Max Ultra」とエコバックス「T50OMNI」




スタンダードモデルを比較しました。
- ロボロック「S8Max Ultra」
- エコバックス「T50OMNI」
共通点
- 吸引力+水拭き機能あり
- 壁キワの清掃力UP
- カーペットを検知してモップリフト
- ステーションにゴミを回収できる
- 障害物を回避する機能あり
- モップに自動給水する
- モップをステーションで自動洗浄・乾燥をする
- 外出先から自宅の様子をみるビデオ機能は無い
- 洗浄液を自動投入する機能は無い
相違点
エコバックス「T50OMNI」
- セール時8万円台でロボロックより安い
- 吸引力が高い(15,000Pa)
- 水拭き機能が高い(回転モップ)
- メインブラシに髪の毛絡み防止機能あり
- ロボット本体が薄い(8.1㎝)
- 音声アシスタント機能あり
- ゴミ収集力が高い(90日)
- モップリフトが低い(9㎜)
![]() ![]() ロボロック S8Max Ultra | ![]() ![]() エコバックス T50OMNI | |
---|---|---|
発売年月 | 2024年8月 | 2025年3月 |
定価 ※税込表示 | 285,780円 ※セール時119,528円 | 129,800円 ※セールで89,800円 |
吸引力 | 8,000Pa | 15,000 |
メイン ブラシ | ゴム製 | ※毛絡み防止機能あり | 進化した毛⁺ゴム
ゴミ 収集力 | 60日分 | (90日分) | あり
水拭き 性能 | 振動 | 回転 |
壁キワ 清掃 | あり | あり |
障害物 回避 | できる | できる |
自動給水 | あり | あり |
モップ 洗浄 | 温水 | あり温水 あり |
モップ 乾燥 | 熱風 | あり熱風 | あり
モップ リフト | 20㎜ | 9㎜ |
ビデオマネージャー | 無し | 無し |
音声アシスタント | 無し | あり |
サイズ (㎝) | ロボット本体 幅35.3 高さ9.65 ステーション 幅40.9 奥41.9 高さ47 | ロボット本体 幅35.2 奥行35.1 高さ8.1 ステーション 幅35.0 奥行47.7 高さ53.3 |
エントリーモデルの比較|ロボロック「Q8Max+」とエコバックス「Y1+」




ゴエントリーモデルを比較しました。
共通点
- 吸引+水拭き機能あり
- ステーションにゴミを回収できる
- 吸引力はやや低め
- 水拭きモップ自体は動かない
- カーペット上でモップリフトしない
- 音声アシスタント機能無し
- 汚れの度合いに合わせて清掃回数を増やさない
![]() ![]() ロボロック Q8Max+ | ![]() ![]() エコバックス Y1+ | |
---|---|---|
発売年月 | 2024年8月 | 2024年4月 |
定価 ※税込表示 | 142,780円 ※セール時40,770円 | 79,800円 ※セールで39,800円 |
吸引力 | 5,500Pa | 5,000 |
メイン ブラシ | ゴム | 毛+ゴム |
ゴミ収集 | 60日 | (150日分) | あり
水拭き 性能 | 動かない | モップは動かない | モップは
障害物 回避 | ※スリッパや電源タップなど | 少しできるできない |
モップ リフト | なし | なし |
音声アシスタント | なし | なし |
徹底清掃 | なし | なし |
サイズ (㎝) | ロボット本体 幅35.0 奥35.3 高さ9.65 ステーション 幅30.5 奥44.0 高さ44.8 | ロボット本体 幅32.5 奥行32.5 高さ10.1 ステーション 幅32.0 奥21.0 高さ26.9 |
ステーション無しモデルの比較|ロボロック「Q7B」とエコバックス「Y1」




ゴミステーション無しのロボット掃除機本体のみの安価モデルを比較。
共通点
- 吸引+水拭き機能あり
- 落ちている物を回避しない
- 水拭きモップ自体は動かない
- カーペット上でモップリフトしない
- 音声アシスタント機能は無し
- 汚れの度合いに合わせて清掃回数を増やさない
![]() ![]() ロボロック Q7B | ![]() ![]() エコバックス Y1 | |
---|---|---|
発売年月 | 2025年7月 | 2024年4月 |
定価 ※税込表示 | 44,800円 | 49,800円 ※セールで24,800円 |
吸引力 | 8,000Pa | 5,000Pa |
メイン ブラシ | ※髪の毛絡まり防止あり | 毛+ゴム毛+ゴム |
水拭き 性能 | 動かない | モップは動かない | モップは
障害物 回避 | できない | できない |
モップ リフト | なし | なし |
音声アシスタント | なし | なし |
徹底清掃 | なし | なし |
サイズ (㎝) | ロボット本体 幅32.5 奥32.7 高さ9.9 | ロボット本体 幅32.5 奥行32.5 高さ10.1 |
ロボロックやエコバックスを安く購入する方法


エコバックスやロボロックは、公式サイトや家電量販店、通販サイトで購入できます。
中でもお得に購入できるのは、以下の大手通販サイト。
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大手通販サイトでは公式サイトが販売しているので、保証もついて安心できるのもおすすめポイントです。
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ロボロックとエコバックスの違い|よくある質問


ロボロックとエコバックスの違いについて、よくある質問をまとめました。
まとめ|ロボロックとエコバックスの違いを徹底比較


この記事ではロボロックとエコバックスの違いについて徹底比較を解説しました。
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